10万円給付が後押し? 高額・高機能家電が売れてます!

2020年8月10日 掲載   sakigake.jp/news/article

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んでいた家電販売が回復しつつある。

秋田県内の家電販売店では、高額で高機能な白物家電の販売が好調。

国民1人に10万円を配る「特別定額給付金」の効果

が出ているようだ。

 秋田市で特別定額給付金の支給が始まったのは5月後半。その直後から、ケーズデンキ秋田中央店では客足が一気に伸びた

 冷蔵庫やエアコンといった白物家電に加え、オーブンレンジなどの調理家電も人気を集めている。

家で過ごす時間を少しでも快適にしようと、乾燥機能付きのドラム式洗濯機など高機能の商品を購入する客が目立つという。

 同店の姉歯正司部門長は

「家にいる時間が長くなり、家電にお金をかけるようになったのでは」

と話す。

 経済産業省の商業動態統計によると、本県の家電大型専門店(23店)の

5月の販売額は前年比24・3%増の20億4300万円となり、6月は50・6%増の25億2900万円に伸びた。

3月は前年比0・8%減、4月は4・3%増だった。