9月19日“黒田バズーカ”あるか!? 増税前にマイナス金利深掘りも

2019.9.13   ZakZak

欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利を拡大し、量的緩和政策の再開を決めた。米連邦準備制度理事会(FRB)も来週に追加利下げを決める可能性がある。

日銀が何もしないと円の独歩高を招きかねない。

10月1日に消費増税を控えるだけに「黒田バズーカ」は待ったなしだ。

 日銀は消費税率が8%に上がった2014年にも追加緩和を実施した。

世界経済の不透明感から利下げ競争が進むなか、日銀は早ければ18、19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利の深掘りなど追加緩和策に踏み切る可能性もある。

 ただ、市場で本命視されているのは10月30、31日の決定会合での追加緩和だ。

マイナス金利の深掘りだけでは効果が薄い

(シンクタンク)との見方もあり、バズーカの中身が“空砲”だと投資家が失望して円高株安となるリスクもある。